タイヤ交換は…プロに任せよう

03.トラブルと対策

先日、自分でタイヤ交換にチャレンジしてみました。

バイク

【前輪】
交換前輪

【後輪】
交換後輪

 

一応上手くいきましたがあまり自分でやることはお勧めしません。
そもそも労力に見合っていない。
私ももう二度とやらないと思います。

他の方のブログ等を見ると簡単そうに書いてありますがかなりの重労働です。
慣れれば…的な事も書いてありますが、数年に一度の作業に慣れも何も無いと思います。

 

作業は一日がかりです。
その上、ろくな工具がないと全身バキバキになります。

タイヤを外す際、ビート落としするためにタイヤをガンガン踏んだり押したり引いたり、リムにも余計な負担をかけることになります。
ビート落としも含めて整った環境があれば自分でやっても良いと思います。
が、先にも書いた通り数年に一度の作業のために環境を整えるってのもね…。

私も自転車のタイヤ交換は簡単にできるので、そんな感じで気軽に考えていました。
速い時は時速100キロ近くで走るので自転車って訳には行きませんよね。

結局、お店に頼んだのと金額的にも数千円しか変わりません。
リムのブレ取り、タイヤ処分、失敗した時の責任。
オマケに近頃は窒素ガス充填までしてくれます。
安心を買うという意味でも、費やす時間的にもお店に任せるのが良いと思います。

タイヤ代工賃合わせて前後で3万円前後だと思います。
タイヤを自分で買っても、安くても2万円強すると思います。

 

「何かあった時の為」と自分で思いながら作業していましたが、「何かあった時って何だよ?」って自問自答していました。
何かあった時のためにロードサービス付き保険等に入ったほうがよほど堅実です。
という結論に至りました。

 

基本的に、自分のバイクは自分でメンテ。という考えに変わりはありませんが今回ばかりは走っていて不安だったので結局バイク屋に持って行って点検してもらいました。
実は特に不備が見つかったわけでも無いんですが。
不安なままバイクに乗るのって楽しくないですもんね。

 

一応参考までに作業は…

必要工具

・タイヤレバー×3
・リムプロテクター
・12mmレンチ
あれば良いもの
長さ1000mm、75mm角くらいの角材×2

作業

【1】タイヤを車体から外す
後輪は以前スイングアームを外した時のやつを参考に
『TWのスイングアームを外す』

前輪はスピードメーターケーブルを外してボルトを外せばサクッと外れます。

 

【2】ビート落とし
空気を抜いて、バルブナットを外す。
ハブやギアが直接地面に当らないようにタイヤを角材の上に乗せタイヤを踏んでリムからビートを外す。
コレが工具無しでは簡単に外れません。
私もタイヤをガンガン踏んだり押さえつけたり…
特に後輪は太いので苦労しました。途中で諦めかけました。

 

【3】タイヤをリムから外す
タイヤとリムにたっぷりとビートワックスを塗りタイヤレバーにてタイヤを外す。
タイヤにレバーをかます際は指でチューブの位置を確認しながらレバーで挟まないように。
レバーはなるべく90度より深く傾けない。
2本で戻らないように支えながらもう一本で徐々に広げて行く感じで。
最終的には手で引っ張れば外れると思います。

片側が外れたらチューブを抜き取る。

もう片側も同様に。

 

【4】タイヤを付ける
片側はビートワックスをたっぷり塗っておけば手で押し込んでも付けられると思います。
どうしても入りづらいところをレバーで押し込む感じで。
タイヤに丸い印が付いていると思いますが、そこをバルブの所に合わせて付けます。

付ける時と逆の要領でタイヤをリムにはめていきます。

空気を入れる際はタイヤとリムの間にチューブが挟まっていないか再度確認。
途中でバウンドさせながら徐々に空気を入れるとチューブのねじれ防止になります。
ここは自転車の経験が活きてますね。

 

【5】タイヤを車体に付ける
コレは車体から外す行程と逆にすれば良いだけ。
この作業は簡単なんですよね…。

 

5行程で文章にすると簡単に見えますが…やっぱりオススメしません。

 

気軽にできるメンテナンスがテーマですからね。
気軽とは程遠いです…。