冬場の不調について考える

2023年3月1日03.トラブルと対策

冬

こんにちは。

九州とは言え冬は寒いです。0度を下回る日もあります。
そして毎年冬になるとバイクが不調になります。

しっかり4〜5分暖気した後スタートしたにも関わらず数分走っていいると信号待ちで回転数が下がってエンストします。
下道からバイパスに乗ると途中でボコついたり料金所や出口の信号待ちで回転数が落ちてエンスト…。

アイドリングはできていてもスロットルを回すとエンスト…。

一旦エンストすると2〜3分置かないと再始動がなかなかできない。

 

調べてみても大概、メインジェットをいじってキャブセッティング…とか、スカチューンはダメだとか…。
夏は順調に走っているので冬だけメインジェットをいじるとか現実的ではないし技術がない。
スカチューンはダメだと言われても買ったものはしょうがない。

そもそもメインジェットをいじる必要があるのか?
夏は順調に走っているのに本当にいじる必要があるのか?

 

もっとよく調べてみよう。

 

再び色々調べてみました。

と、ピッタリの症状が見つかった!!

アイシングという症状に近い。

アイシングとは
キャブレーター内のガソリンを気化させる時、気化熱を奪われキャブ内の温度が一気に下がる。
その際、温度差により結露が発生したり最悪の場合スロットルバルブが凍結して戻らなくなる。
らしいです。

起きやすい条件として、
・温度が低い
・湿度が高い

そしてキャブレーター車に多いと…。
最近のバイクはフューエルインジェクション方式になっているのでほとんどこの心配はないそうです。

 

市内は気温が5度でもバイパスはキンキンに寒い時があります。
そもそも5度ってまだまだ寒いですよね…
残雪がいつまでもあるくらい下界とは変わっています。
山を切り開いているので湿度も高めです。

バイパスから降りて走りだすとふしぎなくらいおさまります…

そしてキャブ車…

ほとんどの条件が当てはまります。

これだ!!
スロットルバルブ凍結とかは症状的に違うので、結露でプラグが湿った上に低温状態で燃焼しにくくなったガソリンが点火できず湿るの悪循環でエンスト…2〜3分かからないのは、乾かしている時間なんでしょうね。
きっとこれだ…!!

古いバイクに乗っていて冬場に調子が悪くなる人はほとんどこれじゃないのかな?と思います。

 

原因はわかりました。
次回はバイクに手を加えず走り方でどうにか対策できないか考えてみようと思います。

3/2追記:『乗り方でアイシング対策できないか考える』

 

余談ですが、グレートムタの毒霧の瞬間は一瞬涼しくなってるってことですかねww
毒霧