あれから一年…

08.雑記

今日で事故から一年が経ちました。

早かったような、長かったような…

今現在は仕事復帰できていますが、入院中は本当にしんどかったです。

今現在、コロナ渦ということもあり、病院(入院部屋)には外部からの人間は一切入れないようになっています。外出も一切できません。

事故から病院送り即入院となってしまい、そのおかげで事故証明の取得が遅れたり、その他色んな書類作成も嫁さん経由になってしまい何かと滞りがちになってしまいました。

事故証明等が出せないと休業補償や医療保険も受けられません。生活もギリギリになってしまい本当に大変でした。

独身の人はどうするんだろう?という疑問も残りましたが、恐らくは病院の方がやってくれるのかな?

 

ストイック生活をしている人が、ご褒美にハンバーガーを食べる気持ちがわかりました。

トニー・スタークが誘拐から開放されてハンバーガーを食べた気持ちがわかりました。

私も退院したら何が食べたいか聞かれた時、帰りはハンバーガーとかジャンキーな物が食べたいと答えましたw

それくらい軟禁生活は辛いものです。

 

相手保険屋とのやりとりも本当にストレスです。

一年ということで、病院の先生からも症状固定の診断を出してもらう時期です。

この面倒くさいやりとりからも開放されます。

どこの会社とかは書きませんが、相手保険屋があまり誠意のある対応をしてくれないので、本当にストレスでした。

突然、直接私に過失割合の交渉をしてきたり、バイクの修理(買い替え)をアホみたいな金額で提示してきたり。

バイクに関してはレッドバロンの方が相手保険屋と色々交渉してくれたりと頑張ってくれました。

自分ところの保険屋よりよっぽど頼りになりました。

買い替えはソチラで!と、明言していたので頑張ってくれたのかもしれませんけどね…w

 

被害者なのに、良いように言われる人は我慢させられたり、損をするだろうな…と思いました。

今回の件で、保険屋は安く済ませられたら担当に何かしらのマージンがあるのではないか?と疑うほどでした。

 

中には、歩行者や自転車、原付等は交通弱者なのでということなのでしょうか?事故に遭ったら相手に色々請求してやる!的な考えであまり安全に配慮していない方もいらっしゃいます。

それは軽いケガで済めばいいですが、金があっても身体が不自由だと楽しくないですよ。

億、兆、積まれても無くなったとは命は戻ってきませんよ。

被害に遭えば間違いなく損です。
交通“弱者”っていうくらいなので、ケガをするのは間違いなくこちらなのです。

ケガして得な事なんて絶対にありません!

なので損しないように多少なりとも注意を払うべきです。

 

長期入院は職場の人や家族など、周りの人にも迷惑をかけてしまいますからね…

仕事の長期離脱っていうのは色んなリスクがあります。

コロナ患者の話でもよく聞きますが、自分は悪くなくても最悪の場合、仕事を辞めることになったり。

そうなると仕事もろくに探せないまま、生活が困窮したり…

 

 

とは言いつつも、どんなに注意していても事故に遭う時は遭います。

外出していれば何かしらリスクはあります。何なら家にいたとしても別の事故のリスクもありますよね。

 

以前にも少し書きましたが、私が25年近くバイクに乗っていて初めてこんな大事故に遭いました。(コケたりとかはありますけどね…)

普段からわりと安全運転に心がけているにも関わらず事故に遭いました。

少なく見積もって年間の半分バイクに乗ったとして、
365日÷2×25年×2(往復)=9125回
回数だけ単純計算しても事故に遭う確率は0.01%です。
それでも一回でも遭えばアウトです。

 

しかし、極力事故にあわないようにする努力はするべきです。

事故に遭った時の被害を小さくする努力はするべきです。

歩行者ならちょっと回り道になっても横断歩道を渡る。とか、夜道では明るい色の服を着る。とか、小学校で習うレベルのもので良いと思います。それすらできていない人が本当に多いです。

逆に、普通に車で走行中、突然道を横切られたら…夜道で黒の上下のやつがいたら…撥ねた人も気の毒になります。

 

バイクなら、夏でも長袖長ズボンとかヘルメットはバイク用きちんと被るとか。

アホみたいなスピードは出さないとか。

私もキチンとヘルメットを被ってスピード控えめだったのでこれくらいで済んだのだと思います。

スピードを出してたらもっと吹っ飛んでもっと大ケガになっていたかもしれません。

右足の骨折に関しては、車が右足に斜め後ろ側から突っ込んで来る形になったので、例えプロテクターを付けていても避けられなかったかな?と思っています。

退院したての頃は車に乗るのも少し怖かったです。脇から出てくる車が止まらないんじゃないか?とか、隣の車が突然車線変更して突っ込んでくるんじゃないか?とか、助手席に乗っていても全く落ち着きませんでした。

正直、今でも脇から出てくる車は少し怖いです。

前を老人がヨロヨロ運転していたら軽い動悸がします。

この前も、右車線から左の駐車場にいきなり入ろうとしている車を見かけました(老人でした)。

警察の方も50代以上の今まで大した事故にあってない油断した人の事故割位が非常に高いと言ってました。

 

そういう人を避けるためにも、こちらが警戒するしかないですからね…

 

 

事故から一年ということで、思っていたことをつらつらと書いてしまいました。

今はまだまだ脚も完全ではありませんが、バイクにも乗れて、仕事にも復帰できて、最悪の事態にはなりませんでした。

普段から安全運転を心がけていた賜物だと思っています。

 

いつもビクビクしろと言う訳ではなく、少〜し心の片隅に留めておくだけで全く違う結果になると思います。

無駄な追い越しやすり抜けはしなくなると思います。

無駄なスピードは出さなくなると思います。
と同時に危険に対する反応も早くなると思います。

おかしなまとめになりましたが、無駄な危険を排除して、今日も明日もご安全なバイクライフを送りましょう!!

私みたいな目に遭う人が少しでも減ることを願っています。